名古屋市K様より、介護保険を利用して階段に手すりを取り付けて欲しいとのご依頼で、介護認定は収得しているのですが、他のサービス(デイサービス利用・介護用品のレンタル等)は利用されていないとの連絡でした。
訪問させていただき、いろいろとお話をお聞きしました。病院へ通院するのに、車椅子を購入したいと考えてみえたので、介護保険を利用して車椅子のリースができることを説明さしていただき、介護保険事業所に御自身にて連絡をとっていただき、ケアマネジャーさんにケアプランを立ててもらうようお勧めしました。
いつものとおりに、申請書・設計図等を当社が作成しまして、理由書の作成をケアマネジャーさんにお願いし、区役所に申請しました。
お客さまより両方の壁に補助手すりが欲しいとの要望がありました。ただ、階段幅が芯々3尺(91センチ)の昔の作り方なので、両壁に取り付けますと、大きな荷物の搬入搬出のときにじゃまになりますが、両手で手すりを持って昇り降りをしないと、非常に危険と判断しましたので両壁に取り付けました。
2×4工法の建物ですから、下地はたてに、38ミリの幅で455ミリ間隔に入っております。横の下地は一切ありません。ですから、下からみて左側の壁は曲がり部が多いため補強下地を使用して手すり金具を取り付けます。右側は直線部のみですので、下地のところにくるように金具を取り付けます。
まず、補強板の取付け位置をだして、下地のあるところでビス留めします。補強板に再度位置だしをしまして、手すり金具を取り付けて、手すりの丸棒を金具にビス留めします。
丸棒曲がり部分は、自在金具にて処理しました。
右側手すりは直線部だけなので、下地の幅がせまくてもビスが留めれる金具と交換して取り付けました。廻り階段の中心部には内側たて手すりを取り付けると非常に安全です。ケアマネジャーさんからも取り付けの要望がありました。
よく敷居と床の段差が大きいときに、段差解消スロープ材を使う方が多々ありますが、私はたて手すりを、敷居の両側に取り付けるようにすすめます。手が不自由でない方は、たて手すりを持たれたほうが安全といえます。
今回はパナソニックさんのシステム手すりを使用しました。
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