築年数の古いブロック塀の控え部分の修理と垣根を撤去してアルミフェンスに取替えた
事例です。車庫のカーブミラーも取り付けました。
名古屋市N様より依頼にて、ブロック塀のひび割れがひどく、また柊(ひいらぎ)の垣根が病気のようで、伐採したい旨の相談がありました。
早速現地に出向きお話をうかがいました。
元気の良い柊の垣根に見えますが、N様の話ではよく虫がつくので殺虫剤を根元に多めに散布しだしたら、葉が変色して落ちるようになったそうです。また、剪定はご自分にて行われていたのですが、それも大変になってきたので、伐採を考えだしたそうです。
道路に面しているブロック塀の控えの部分が完全に割れています。場所が、丁度敷地の角の部分にて、奥に伸びている隣地との境のブロック塀が、長年の間に隣地側に傾斜してゆき、画像のように下からひびがはいり、控えのブロックが完全に割れてしまった状態です。
柊垣根は、ご要望のとおり伐採することにし、撤去後はアルミフェンスを建て込むように提案しました。ただ、伐採に関しては木の根っこまで取ろうとしますと(脱根)機械で堀削するにあたり、既設の土留め壁をいためる恐れがありますので、地盤面にてカットすることで了解をいただきました。
まず既設の割れたブロック部分を取り外します。そしてブロックの端より離れた箇所でドリルにより穴をあけエポキシ樹脂(土木建築用の接着材)流し込みボルトを挿入します。この樹脂は現在土木建築業界で接着剤として広範囲に使用されています。
べニアにて枠を組立、現場にてコンクリートを練り、流し込みます。
コンクリートが渇いたのを確認し枠を外します。割れたブロック部分にもコンクリートが充鎮されています。コンクリートがへこんでいる部分は、アルミフェンスが取り付けられます。
既設下部の割れたところは、以前はシーリング材にて埋めてありましたが、今回はコンクリート弾性ボンドにて充鎮しました。
柊(ひいらぎ)垣根の伐採をします。最初に枝をすべて掃います。
枝を掃った後、エンジンチェンソーにて地盤面いっぱいに、幹を切断しました。
柊伐採後、既設土留め壁にアルミフェンスを設置するために、フェンスの柱を建てる箇所に穴をあけます。深さは20センチぐらい、直径が7.5センチの穴です。専門用語でコア抜きといいます。ドリル機械にコアドリルを取り付け水をかけながら穿孔(せんこう)してゆきます。
穴あけ後、すぐにアルミフェンスを建て込みました。
今までは、垣根があり、カーブミラーを取り付けるすきまがなかったのですが、N様のご要望により駐車場の入口にカーブミラーを取り付けました。
角に雨水ますがあり、塀とますのすきまにポールを建て込み、型枠をくみ、コンクリートにて根元を固めました。
コンクリート乾燥後、ミラーを取り付け調整しました。
塀のコーナー部に、車キズ防止ゴムが取り付けてありましたが、劣化していて用をたしていないので、きれいに取外し清掃して、あらたにコーナーガードを取り付けさせていただきました。
担当:姫野(ひめの)
受付時間:午前9:00~午後6:00
定休日:日祝祭日
住まいの修理・修繕、小さな工事なら、姫野建設株式会社が運営する『名古屋リフォーム修理工房ひめけん』へお任せください。
経験豊富な1級建築士が、住まいのほんの小さな修理・修繕から住まいの各種リフォーム、介護保険住宅改修、賃貸物件・駐車場管理まで対応しております。ご相談は無料です。あらゆる建物の修理修繕プロにお気軽にご相談ください。
対応エリア | 愛知県名古屋市(名東区・千種区・守山区等)、長久手市、日進市、東郷町 |
---|
名古屋市、長久手市、日進市、東郷町