築年数の古い外部階段に補助手すりを取り付けた事例です。
名古屋市H様より、介護保険を利用して外部の階段に補助手すりを取り付けたいとのご相談がありました。
早速現地に出向き、H様並びにご担当のケアマネジャー様と打ち合わせさせていただきました。ケアマネジャー様に理由書(この工事が何故必要なのかという介護保険住宅改修の添付書類)の作成をお願いしました。
H様に、介護保険住宅改修の申請書作成及び申請等は全て当社にて行う旨をご説明させていただき準備にとりかかりました。
かなり築年数の古い階段と見受けられました。このような場合は、階段の踏面(床の部分)の厚みはあまりなく、どちらかというと薄くコンクリートもしくはモルタル(砂とセメントだけの調合です。、コンクリートとはプラス石も混ざっています)が打ってあります。
上記の理由により手すり柱埋め込み工法を選択しました。なお、表面のモルタルが全体に浮いていますので、浮きがこれ以上広がらないよう部分的に穴を開ける工法にて行うことにしました。
機械にて穴を開ける工法(コア抜き)は、まわりのモルタルが浮き上がらずその位置に正確に穴を開けれます。手すり柱の位置を出してコア抜きをしました。
一番下の段のコンクリートの厚みは結構厚かったのですが 、上の段はやはりかなり薄いものでした。4箇所コア抜きしまして、手すりのバーが階段の傾斜と平行になるよう柱を固定してゆきます。
通常手すりの高さは80センチぐらいですが、H様は背が高い方なので、85センチ近辺で設定しました。
今回はYKK APさんの『バルトナー補助手すり』を使用しました。この手すりの距離ですと通常は柱3本にていけるのですが、念のために柱4本立ててしっかり頑丈にしました。
今までH様は、特に階段を降りるときにこわごわと塀につたいながら降りてましたが、補助手すりによって安全に昇降できるようになりました。
介護保険住宅改修に戻る
担当:姫野(ひめの)
受付時間:午前9:00~午後6:00
定休日:日祝祭日
住まいの修理・修繕、小さな工事なら、姫野建設株式会社が運営する『名古屋リフォーム修理工房ひめけん』へお任せください。
経験豊富な1級建築士が、住まいのほんの小さな修理・修繕から住まいの各種リフォーム、介護保険住宅改修、賃貸物件・駐車場管理まで対応しております。ご相談は無料です。あらゆる建物の修理修繕プロにお気軽にご相談ください。
対応エリア | 愛知県名古屋市(名東区・千種区・守山区等)、長久手市、日進市、東郷町 |
---|
名古屋市、長久手市、日進市、東郷町