台風の強風により軒樋の金具が抜けてしまったので、取り換え修理した事例です。
名古屋市千種区T様より「台風の強風で、樋が外れてしまった」との修理の依頼がありました。
T様のお住まいは、切妻屋根タイプの木造住宅で、家の奥の軒樋受け金具が強風にて抜けてしまい、竪樋も割れて外れていました。外れていない箇所の樋もかなり劣化していて、軒樋受け金具も抜けそうな状態でした。
T様に部分的な補修で、はしごを使いやれないこともないですが、また他の箇所も外れる可能性が大であることを説明しましたら、その面の軒樋、竪樋を全部交換の依頼となりました。
念のために火災保険の特約をかけているか確認しましたが、特約まではかけておみえになりませんでした。
下地を確認しながらの作業となりますので、高所作業車もしくははしごでの施工は不可能と判断できますので、足場を架けての施工としました。
北面の瓦棒屋根の塗装もかなり劣化してましたので 、塗替えの施工も依頼されました。
足場を架け、戸袋の鉄板等も塗装塗替えしますので、念のためにシート養生して、既設の樋をまず取外しました。
既設は半丸軒樋でしたが、今回は前高はこ軒樋を取り付けます。ハンマードリルにて下穴を開けて下地の確認をします。思った通り下地が全面に無く、屋根瓦下地をささえている屋根たる木の鼻先にしか軒樋金物が効きませんでした。
既設の打ってある箇所はたる木の鼻先がすでに腐っておりまったく効きませんでした。
軒樋の勾配を糸を張り決めて、受け金物を取り付けていきます。通常(90センチ)より細かいピッチにて受け金物を取り付け樋を吊りました。。
足場を架けたついでに軒天井の不備な箇所、雨戸の戸袋の塗装塗替えを行いました。
瓦棒屋根の錆、汚れ等をワイヤーブラシ、研磨スポンジにて時間をかけてケレン清掃をしました。
錆止め塗料の下塗り状況です。日本ペイントの1液「ハイポンファインテグロ」を使用しました。
中塗り・上塗りで仕上げ材を2回塗りします。日本ペイントのトタン屋根専用の1液シリコン塗料「シリコンルーフ」を使用しました。
塗装完工です。
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