2階大屋根の軒先瓦の修理をしました。
名古屋市K様より、「2月に降雪があり屋根の積もった雪もなくなった後、北側2階屋根を見たら、何か針金が垂れ下がっている」との連絡があり、一度見て欲しいとの依頼でした。
現地を確認させていただきました。K様が言われるように確かに針金がぶら下がっていました。この針金は、軒先瓦を連結して台風等の強風時に、軒先瓦があおられないためのもので、屋根に土がのしてある瓦の葺き方(土葺き)にこの方法がよくとられています。
高所作業車(9.9mタイプ)にて、2階大屋根軒先に到達しました。やはり瓦下から出ている銅線が雪の重みにて、切れて鉄線の接続箇所から外れていました。おおよそこの接続部から切れる現象が多々あります。
何箇所か切れているようすです。瓦の下に銅線付きの釘を打って穴に銅線を通し、それに鉄線を固定して連結する方法です。完全に銅線が切れていました。
最初に振動ドリルで瓦の穴を大きくしました。また、銅線が出ていない箇所にも穴を開けました。
瓦専用のステンレスビス(長さ13センチ)にて、瓦の下の鼻隠し板材(軒樋が取り付けてある板)に打ち込み瓦を固定しました。
鉄線をきりのいい箇所にて切断し、瓦専用ビスに銅線を巻きつけて、鉄線を固定しました。
鉄線のある箇所は細かくビスを打ちこみ、鉄線を固定しました。
軒先瓦を1枚おきにビスにて固定したことによって、鉄線は必要がなくなり、また鉄線のあるところは同じくビスを打ち込み補強しました。
これにより今後雪が降って積もっても、鉄線が垂れ下がる現象はおきません。
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