分譲マンションエントランス風除室開きガラス戸のフロアーヒンジを調整修理した
事例です。
名古屋市Rマンション管理組合理事K様よりエントランスガラス両開き戸の片方が閉めた時に平行にならずずれているとのご相談の電話でした。一度現地確認してほしいとのご依頼でした。
早速現地をみさしていただきました。
グレードの高い豪華なマンションにふさわしいエントランスガラス開き戸でした。
理事K様の言われるとおり閉めた時に右側の戸が奥に5㎝くらい入り込んでしまいます。
石貼り仕上げのフロアーヒンジが埋め込んでありました。
上の枠をみますと、戸当たりがついていた跡がありました。もともとは外開きのみの開き戸であったようです。
理事K様のお話では、もともと戸当たりがついていたのですが、ガラス戸の勢いが強く外れてしまったそうです。
体裁がよくないとK様は非常に苦になり、当社の前にいろいろと問い合わせたところ、床に埋め込んであるフロアーヒンジ交換がベストなのですが、そのヒンジの製造業者がすでに存在していないので合うものがあるかどうか定かではないとのことらしいです。
また、K様は当社に戸当たりストッパーをもう一度取り付けてはどうかとのご要望でしたが、あの重たいガラス戸の勢いですからまた外れる確率が高いと説明させていただきました。
K様より理事会にかけるので質疑があり、8割がたうまくいくことと、もちろん成功報酬であることをご説明しました。
理事会にてその程度の費用にて治るのならということでご依頼いただきました。
ヒンジのふたを取り外し、内部の確認をしました。
かなりの水と油とヘドロがたまっていました。きれいに拭き取りバキュウム掃除機にて吸い取りました。
クリーニング後、さび取り剤・潤滑油を吹き付けて、扉が奥にいくのでヒンジ本体を赤矢印の方へ前に出すよう調整しました。
調整完了後、K様および他の理事様にご確認いただきご納得いただきました。
フロアーヒンジの場合年数が経ちますと当然中に水がたまるものですから錆が進行して動きが悪くなったりまた油漏れして外にしみ出してくることもあります。
使用頻度にもよりますが比較的長持ちするものと思っております。こちらのマンションは築17年ほどですからまだまだいけると判断して今回調整修理させていただきました。次回はやはり取り替えを考慮しなくてはならないと感じます。大規模修繕の時にでも施工されてはどうでしょうかとお伝えしときました。
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