道路から玄関までの段数の多い階段に補助手すりを取り付けた工事事例です。

名古屋市千種区Ｉ様より、「夫婦とも年齢も高くなり道路に出る階段が怖くなってきて、特に冬の寒い日には凍てて出れない時もある」と相談がありました。
 

以前よりＩ様にはお仕事をいただいているので、様子は分かっておりましたが、確かにご高齢なＩ様ご夫婦には昇降時（特に下降時）にあぶない感じがいたしました。片方に支えとなる手すりがあると安全に昇降できると痛切に思いました。

距離が長い階段ですとやはり補助手すりは下降時に右側にあったほうがよく、現地の斜めの箇所はコンクリートが厚く打ってあるので、手すり足の箇所を位置出しして、コア抜き工法をしました。

 

コア抜き完了後、手すりの距離が長いので、組立時に仮止め固定しながら行っていきました。

 

完工です。
Ｉ様ご夫妻は大変喜ばれて、今まではこわいのでゆっくりと慎重に降りてましたが、ちょっと支えがあるだけで全然違うと、安心されてました。

高齢者のかたは（特に女性）尻もちをついたりすると背骨の圧迫骨折等になりますので、階段の下降時には特に注意していただくことをＩ様にもお伝えしました。




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