名古屋リフォーム修理工房ひめけん

運営:姫野建設株式会社

〒465-0007 愛知県名古屋市名東区香坂605番地

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日祝祭日は除く


  K分譲マンション管理組合さまより依頼を受けました。


 管理組合理事長様より、エントランス入口開き戸の件で見積依頼ありました。

「外側から見て右側の開き戸が上の横桟にかなりすっており(上写真赤印部分)開閉困難にて両方の開き戸の取替え見積をください」とのことでした。

  • 現場状況とマンション状況にて考えました。
このマンションは築35年以上経過しており、ちかじか大規模修繕をひかえていて、他にも設備等の修繕が短いサイクルにてあるように見受けられました。当然ながらマンションの2つの高齢化(建物の築年数と居住者の高齢化)もあり、今回それなりの修繕費を使うのが、どうなのか考えました。

理事長様には、「取替えではなくこのような修理の方法があります」と提案させていただきました。そうしますと、「他の業者の方にも見積をお願いしたのですが、扉を取替える内容でしたので、その方法しかないと思ってました。」との返答でした。

 

理事長様より「取替えることなく、こんな金額にて直るのでしたら」ということで依頼されました。
 
 施工方法
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上記左画像の矢印と矢印の間が上枠にかなりすっていて、開閉に支障をきたしています。単純に考えて、いったん扉をはずし、その部分をサンダーにて研磨削り取りすきまを作りました。ただ、せっていたので扉をはずすのに相当苦労しました。通常は、右画像の矢印部ネジをまわすとヒンジがへっこみ扉が簡単にはずれます。

扉を研磨削り取り、復旧後無事開閉できるようになりました。

 


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玄関上部に取付けてある開閉の時に作動する「ドアクローザー」は、だいたい15年ぐらいが寿命にて作動不可となります。同じ時期に玄関インターホン及び畳表替えも同じ取替え周期ですから、いっしょに取替え依頼が多々あります。
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ドアクローザー本体からドア枠にビス止めにて取付けてある脚の部分がビスがバカになり外れた状態です。クローザー本体もなかのカムがすりへりクローザーとしての機能はしてませんでした。
 
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古いクローザーを取り外し処分し、枠のビス穴をひとまわり大きくし、新規のクローザーを取付けました。

 
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左側画像は、NTT様の電話機ドアホンが取付けてあり、ドアクローザーと同時期に故障することが多く、クロザー交換のときに一緒に取替えることがよくあります。右側画像は電話機ドアホンを取りやめて通常インターホンに変えた事例です。


 

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木製勝手口ドアを、勝手口用アルミサッシ通風ドアに取替えました。

名東区K様より、キッチンの木製勝手口をアルミ勝手口通風ドアに取替えの見積り依頼がありました。すでに他社に見積りをされているとのことで、特注サッシにてかなりの金額の見積りとなり、迷っていたそうです。早速寸法取りに伺いました。

 

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  • 特注サッシ(オーダーメイド)を使う必要があるのか、よく理解できませんでした。

現地にて解りましたが、軽量鉄骨造の建物でした。寸法を当たりましたが、確かに既設の扉と同じ幅を希望するなら、既設枠もこわして少し大変になるかもしれませんが、若干既設より小さいですが、規格品の木造住宅用サッシがおさまるので、お客さまに理解ができるよう図面を作成して見積り提出しました。

何の問題もなくご依頼いただきました。ただ、えらい無理をしているのではないですかと尋ねられましたが。

 

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まずはじめに食器棚、キッチンシンク等にほこりがかからないようにビニールにて養生します。

既設の木扉を取り外し、ランマのガラスも取り外します。

 

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木造住宅用サッシを既設の木枠に取り付けます。今回はYKK APさんの通風ドアエアリフレを選びました。

 

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内部は、取り付けたサッシに新設の化粧枠を取り付けます。既設の木枠の中にさらに新設の枠がつきますので、二重枠になります。色をまったく変えましたので、さほど苦になりませんでした。

外部は既設の外壁(むかしのサイディングでした)とのあいだに5センチほどすきまがあきましたので、サッシと既設の枠との防水処理をしっかり行い、ボンドモルタル(セメント)にて仕上げました。

 

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モルタルにて仕上げ後、よく乾かしてウレタン塗料にて塗装しました。色をあえて無理に合わせず既設の外壁の色より明るくしました。理由は、どんなに調色して色合わせしても、下地も塗料も違いますので、数ヶ月にて色違いがでてきますので、あえて色替えしました。

完成です。

 

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木造建物の外壁浮き剥落をガルバニウム鉄板にて修繕しました工事事例です。



名古屋市天白区H様より、雨が強く降りつけると南面サッシより漏ってくるから一度見て欲しいとの連絡でした。

早速現地にて確認しました。

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壁に降りつける雨ですと、赤矢印のサッシが室内に 漏ってくるそうです。上にひさしがついているので、ひさしの付け根の部分の中に何らかの理由で水が廻り、内部に漏ると思います。
 

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ひさしの上10センチぐらいに、壁に横にひびがはいっており(左画像赤矢印部)、そこから雨水が侵入すると思います。
屋根の上に上がり壁を触ってみるとぐらぐらで完全に浮いており、今にも剥落しそうで、壁のふちが開いてきており(右画像赤矢印部)、危険な状態でした。
壁の上のほうから剥離してきてゆれることにより、ひさしの上の部分にて壁が折れる現象と推察しました。

  • 雨漏りよりも、壁が広範囲にて剥落の可能性があることを説明いたしましたが、築40年近くということもあり、将来的に建替えのことも考慮して、必要最低限の修理の仕方を提案しました。

施工方法
剥離している壁を撤去することはなかなか大変ですし、いいところも悪くなる可能性もありますから、木下地を柱にきかせ打ちつけモルタル壁を緊結し、仕上げにガルバニウム鉄板を貼る仕様としました。

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口頭説明は、わかりにくく間違いのもとなので、図面をおこし説明させていただきました。
H様にご納得いただき取り急ぎ工事にかかりました。

柱下地を補強するために屋根より、立上り部分の裏鉄板をめくりました。

 

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柱、間柱がどこに入っているかの確認をし、間柱に両側から下地をだかせました(間柱は厚みが3センチしかなく外壁からビスをきかせようとするとむずかしいからです)。
  

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通気シートを貼り、鉄板を貼り戻します。 
 

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足場を組みます。念のためシート養生しました。
モルタル壁の剥落を押さえるために、木下地(桧材 40×20)を細かくうちつけます。取り付け方は最初にドリルにてモルタル壁に穴をあけた後、長いビスにて下の柱、間柱にきかせます。

 

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下地を細かく打ちつけましたので、壁のぐらぐらがとまりました。
壁の天端(てっぺん)部分は防水シートを貼り、雨水の侵入を防ぎます。

 

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ガルバニウム鉄板を貼っていきます。
壁コーナー部は役物(つくりもの)にておさめます。
 

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壁の天端(てんば)に笠木鉄板(壁の上にかぶせる鉄板)を取り付けます。

 
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足場を解体して完工です。
西面も同色の鉄板が貼られていますので、部分的に鉄板が貼られていても違和感がありませんでした。



 

 
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ダイニングの床板の修繕


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木造住宅のダイニング(食堂)の床板のぶかぶかを修繕しました。
 


名古屋市名東区O様より「食堂の床が1箇所踏むとへこんで、ぶかぶかする」とのことで、一度みて欲しいとのご依頼がありました。


 

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テープ×印部が踏むとへこみぶかぶかしていました。築32,3年の住宅にて、当時よく使用されていました大一松なら合板フロアーです。床板のサイズは幅30.3センチ長さ181.8センチ厚みは1.2センチです。

赤矢印部分が板と板の継ぎ目にて、言葉では表現がむずかしいのですが、その部分がさねになっていて差し込まれて一体となっています。それが年数が経過しますとさねがはずれてぶかぶかしてきます。15年経過にてなるときもあるますし、今回のように30年経過するとたいがいはでてきます。  

  • 今回は上記の理由にてのぶかぶかの状態が1箇所だけですから、そこだけを修理することを提案させていただきました。何箇所も同じ現象がありますと貼り替え、上貼り等の提案もさせていただきますが、そこだけなので修理をお勧めしました。
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キッチンに床下収納庫がありましたので、荷物を出していただき、そこから床下に潜る段取りをします。
O様宅は収納庫が2つ連結タイプなので非常に潜りやすいです。通常は1つタイプが多いので、なかなか潜りずらいです。

築30年以上ですので、床下に防湿コンクリートが打ってありません。また、床下断熱材がグラスウールを使用(ここ15年ぐらいはスチロール系を使用しています)していて、外れてきています。

 

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修理箇所のところまで既設床下断熱材(グラスウール)を取外し、新規にスチロール系断熱材に取替えました。

  

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下地と下地の間に、べニアと角材を加工したものを接着剤併用にてかち込み、角材を鋼製ゆか束にてうけました。
コンクリーリートが打っていないので、ブロックを持ち込みました。

これにて踏んでもピクリとも動かなくなりました。  

床下に潜れてその箇所までいければ、このような方法にて、簡単に修理できます。
修理箇所が数箇所ありますとやはりほかの選択肢を提案させていただきます。


 

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台風による外壁鉄板のめくれ修繕工事


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台風の強風により隣家側の外壁鉄板のめくれを修繕しました。


 名古屋市S様より「台風の強風により、隣家との境の壁鉄板がめくれました。一度見て欲しい」とご連絡いただきました。

   早速現地確認し、S様から「どこへ頼んだらよいか解らず、インターネットにて検索しました」とのお話でした。

 

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 S様よりお電話にて壁鉄板がめくれた箇所の状況は大方聞いていたのですが、現地確認させていただき、どのようにしたらよいのか考えさせられました。

・壁がめくれた箇所は、隣家とのすきまは10センチほどで、なおかつ隣家のカーポートがあることで、めくれた箇所へ梯子、足場等が一切かからず近寄ることができない状況でした。

・隣家の方のカーポートの屋根を一部取り外さしていただき足場をかける方法をまず考え、エクステリアのメーカーに問い合わせたところ、この手のカーポートは随分前に製造中止となっていてパーツ部品がほとんどないそうです。

たとえうまく各種部品を再利用できたとしても、屋根の継ぎ目のところで雨漏りする可能性が相当に高いとのことで、施工後雨漏りクレームは一切受け付けないということでなら、可能かもしれないという回答でした。

依頼者のS様の所有のカーポートでしたら何の問題もなく提案するのですが、隣家の方のものですから、上記のようなお願いはとてもできませんでした。

  • 高所作業車を使用しての修理しかないことをS様にご説明して、はたして作業車にて近寄れるか若干の不安もありましたが、ご了解をいただきました。
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作業車を最もベストな位置にセットして、旋回をして電線等をくぐりながらその箇所に近ずくことが出来ました。
  

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隣家のカーポートの屋根には、毛布、ベニア等にて十分に養生をしました。
すきまが10センチほどなので、ハンマーを振ることができず、アングルドリル(すきまのないところでもビスがもめる機械)を使用してめくれた箇所をビス留めしました。

 

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ビス留めした後は、鉄板との取り合いを雨水等が入らぬようシーリング処理しました。

後日台風がまたきて強風にさらされましたが、壁鉄板はピクリとも動いていませんでした。

S様より、どうもありがとうございました、今後ともよろしくと丁重な親身あふれるお言葉をいただきました。

 

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台風による雨樋破損の取替え修理


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台風の強風により軒樋の金具が抜けてしまったので、取り換え修理した事例です。



名古屋市千種区T様より「台風の強風で、樋が外れてしまった」との修理の依頼がありました。
 

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T様のお住まいは、切妻屋根タイプの木造住宅で、家の奥の軒樋受け金具が強風にて抜けてしまい、竪樋も割れて外れていました。外れていない箇所の樋もかなり劣化していて、軒樋受け金具も抜けそうな状態でした。

T様に部分的な補修で、はしごを使いやれないこともないですが、また他の箇所も外れる可能性が大であることを説明しましたら、その面の軒樋、竪樋を全部交換の依頼となりました。

念のために火災保険の特約をかけているか確認しましたが、特約まではかけておみえになりませんでした。

  • 軒樋金具が抜けるという症状は、下地の木が腐っているか、もともと下地のないところに打ち込んでいるかのどちらかと推察されます。

下地を確認しながらの作業となりますので、高所作業車もしくははしごでの施工は不可能と判断できますので、足場を架けての施工としました。

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北面の瓦棒屋根の塗装もかなり劣化してましたので 、塗替えの施工も依頼されました。
 

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足場を架け、戸袋の鉄板等も塗装塗替えしますので、念のためにシート養生して、既設の樋をまず取外しました。
 

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既設は半丸軒樋でしたが、今回は前高はこ軒樋を取り付けます。ハンマードリルにて下穴を開けて下地の確認をします。思った通り下地が全面に無く、屋根瓦下地をささえている屋根たる木の鼻先にしか軒樋金物が効きませんでした。

既設の打ってある箇所はたる木の鼻先がすでに腐っておりまったく効きませんでした。
 

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軒樋の勾配を糸を張り決めて、受け金物を取り付けていきます。通常(90センチ)より細かいピッチにて受け金物を取り付け樋を吊りました。。
  

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足場を架けたついでに軒天井の不備な箇所、雨戸の戸袋の塗装塗替えを行いました。
  

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瓦棒屋根の錆、汚れ等をワイヤーブラシ、研磨スポンジにて時間をかけてケレン清掃をしました。
 

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錆止め塗料の下塗り状況です。日本ペイントの1液「ハイポンファインテグロ」を使用しました。
  

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中塗り・上塗りで仕上げ材を2回塗りします。日本ペイントのトタン屋根専用の1液シリコン塗料「シリコンルーフ」を使用しました。
  

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塗装完工です。


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軒先瓦の修理


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2階大屋根の軒先瓦の修理をしました。



 名古屋市K様より、「2月に降雪があり屋根の積もった雪もなくなった後、北側2階屋根を見たら、何か針金が垂れ下がっている」との連絡があり、一度見て欲しいとの依頼でした。
 

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 現地を確認させていただきました。K様が言われるように確かに針金がぶら下がっていました。この針金は、軒先瓦を連結して台風等の強風時に、軒先瓦があおられないためのもので、屋根に土がのしてある瓦の葺き方(土葺き)にこの方法がよくとられています。

  •  雪の重みで軒先瓦の下から出ている銅線が切れて、鉄線が垂れ下がった現象です。この修理のためだけに足場を架けるのはもったいないですから、高所作業車を使用して修理することをK様に提案させていただきました。
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 高所作業車(9.9mタイプ)にて、2階大屋根軒先に到達しました。やはり瓦下から出ている銅線が雪の重みにて、切れて鉄線の接続箇所から外れていました。おおよそこの接続部から切れる現象が多々あります。
  

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 何箇所か切れているようすです。瓦の下に銅線付きの釘を打って穴に銅線を通し、それに鉄線を固定して連結する方法です。完全に銅線が切れていました。
 

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 最初に振動ドリルで瓦の穴を大きくしました。また、銅線が出ていない箇所にも穴を開けました。
 

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 瓦専用のステンレスビス(長さ13センチ)にて、瓦の下の鼻隠し板材(軒樋が取り付けてある板)に打ち込み瓦を固定しました。
  

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 鉄線をきりのいい箇所にて切断し、瓦専用ビスに銅線を巻きつけて、鉄線を固定しました。
  

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 鉄線のある箇所は細かくビスを打ちこみ、鉄線を固定しました。
  

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 軒先瓦を1枚おきにビスにて固定したことによって、鉄線は必要がなくなり、また鉄線のあるところは同じくビスを打ち込み補強しました。
 これにより今後雪が降って積もっても、鉄線が垂れ下がる現象はおきません。


 

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古い引き違いサッシの戸車修理


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古い引き違いサッシ(ALC用サッシ)の戸車を修理しました。


 名古屋市名東区H様より居間のサッシが開閉の時にすごく重く、一度見て欲しいとの連絡がありました。

 

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 H様のお宅は重量鉄骨造で、築年数33年でした。サッシはALC用サッシを使用していました。サッシには、木造住宅用、鉄骨用、ALC用、鉄筋コンクリート用と種類があります。
 外側の障子が開閉しますとかなり重く、レールがすり減っている状態でした。

  •  サッシの戸車が経年劣化によりすり減り、ほとんど可動してなく引きずって開閉していると推察できます。浴室サッシが湿気と水垢でよくこのような現象になります。築年数が30年以上ですので、メーカーを調べても補修部品はまずなく、似たような戸車部品を探すのも困難です。

 取替え用戸車の取付けを提案させていただきました。
 

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 障子を取外し、既設の戸車を取り外しました。案の定、戸車がすり減り錆により可動していませんでした。
 今回はこのタイプの取替え用戸車を使用しました。


 

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 障子の巾の中にこの戸車を入れ込み、固定する方法です。H様のお宅は運よくこのタイプの取替え用戸車が収まりましたが、通常は現地の障子の寸法を測定してから部品を調達して、工事にとりかかりますので、若干施行日数がかかります。
 

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 障子をはめて完成です。以前にくらべ、驚くぐらい軽くなりました。

 

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軒先瓦の修理NO2


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 2階大屋根の軒先瓦 の修理をしました。



  2月の降雪後に名古屋市W様よりご連絡あり、「南側の2階の屋根瓦より鉄線が2本ぶらさがっているので、引張ってみたが全然とれないので一度見て欲しい」とのことでした。 

 

 電話での状況を聞いた限りでは、降雪により瓦に積もった雪の重さで、軒先瓦を連結している鉄線をしばっている瓦下端からでている銅線が切れてしまい、鉄線が外れぶらさがった状態と推察できました。

  • 訪問数日後、見積もりと工法をご説明致しましてご依頼をいただきました。 
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今回の修理箇所は、南側の2階大屋根ですので道路に面していませんでした。よって高所作業車等は使用できず、足場 を構築して作業を行いました。
 

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屋根に上がってみますと、やはり鉄棒を縛っている瓦下端から出ている銅線が劣化していて、降雪による雪の重みに耐 えれず、数箇所切れてしまい鉄棒が垂れ下がってました。
 

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銅線が切れた瓦に振動ドリルにて穴をあけ、瓦下の木下地に効かせるよう瓦専用ステンレスビスにて打ち込み、1枚お きに固定しました。これにより、台風等の強風時に軒先瓦が葺きあがる心配はなくな りました。

                                              
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造り付下駄箱の修理


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築40年以上の造り付下駄箱の修理をした事例です。


 名古屋市S様より「古い造り付の埋め込み下駄箱の引き戸の開閉に苦労している」とのご相談があり、早速状況確認のためにご自宅に伺いました。

 

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壁に埋め込んでである下駄箱の天板(赤矢印)がそりかえってしまい真ん中で下がって、引き戸があたって開閉もできず、また引き戸を外すことも出来ない状態でした。

この下駄箱はマンガシロというラワン系のムク板ですべて作られており、ムク板独特の木のそりが出てしまったことによる現象でした。
マンガシロは40年前ごろより内部のドア枠材等造作材によく使用されましたが、現在はほとんど既製品使用により見かけることもなくなりました。

私は現状をみて下駄箱をいったん外に取り外して天板を取替えるしかない方法しか浮かばず、S様に相談しましたところ、S様は「外に見えている部分の天板を丸のこで切断して、そこに新しい鴨居溝をついた材料を取り付けてはどうかと。取り外すことは、まわりをこわさなければならないし、また復旧しなければならないから大変だと」と言われました。

なるほど、まったくそのとおりだとS様に感服しました。

  • S様にアドバイスをいただき、方針が決まり見積もりを提出し、ご依頼を受けました。
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前もって製作してきた鴨居材(引き戸溝がついてある材)を合わせて切断位置を決めます。
丸のこで天板の厚さぶん切断しました。
 

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新設鴨居をビスにて取付けました。
新設鴨居はタモの積層材にて製作しました。溝側は化粧板が貼ってあります。
  

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丸のこで切断した天板の残った部分と新設鴨居をつなぐために、上に12mmベニアを増し貼りしまた。

ベニアの上に接着剤を塗布し、仕上げとして引き戸に似た色のメラミン化粧板を貼りつけました。 
 

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小口にもメラミン化粧板を貼りつけました。  完工です。

S様も奥さまから「やっと動くようになってこれから苦労しないと」言われました。

今回お客様から施工方法のアドバイスを受けまして(決してS様は業界のかたではないです)広い視野にて工法を熟慮することが必要であることが認識できた事例でした。
S様に心よりご指導いただき感謝申し上げます。  

 

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内部ドア、引き戸の修理


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住居(分譲マンション)の開きドア、引き戸、クローゼット折れ戸を修理した事例です。


 

名古屋市名東区T様から修理の依頼がありました。早速現地に伺いご説明を聞きました。

T様は築13年程の分譲マンションに住んでおられまして、大変広くとてもきれいなお住まいでした。

  • 修理内容はとしては

・トイレ開き戸のレバーハンドルが、開閉の時におろしても上に戻ってこない。

・和室とリビングの境の戸ぶすま引き戸の動きがかなり悪い。

・クローゼット折れ戸の端が外れて開閉ができない。

・トイレの換気扇が動かない。

でした。見積もりを提出しまして、ご依頼いただきました。

 

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トイレのレバーハンドルが下におりるのですが、上に手で上げないと戻らない状態でした。
ハンドル本体もステンレス材の高価なものを取り付けてあり、鍵も立派な本締め錠が取り付けてありました。この分譲マンションのグレードが高いことを物語っていました。

ハンドル本体、鍵は何の問題もありませんでしたので、内部のケース本体のみ取替えました。
いったん全てを扉から取外し、ケース内部の赤矢印部分のばねが破損してるので、ケースのみの取替えで直りました。


 

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和室とリビングの境の引き戸(戸ぶすま)4本の動きがT様が言われる通りかなり悪かったです。
動かすたびにガタンガタンとなるので、引き戸を外して戸車を取替えることにしました。 

既設の戸車を調べますと、ウレタン戸車が使われてあり、ところどころ滑車に巻いてあるウレタンが取れてしまっていて変形した状態(上右画像)になっていました。 ウレタン戸車は静音であり一時期よく使用されていましたが、このように変形する欠点もあります。

全て戸車(昔から定番のシンギオイル戸車を使用しました)を交換しまして、敷居すべりを貼り直してよく動くようになりました。

現在はVレール(金属、プラスチックがあります)を敷居のうえに取付けよりスムーズに動くようにしていますが、T様のお宅は小さなお子様がおみえになりましたので、動き過ぎて手を挟むのを恐れまして、既設と同じく平戸車タイプ修理をしました。



 

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クローゼット折れ戸の上の金具がレールから外れてなくなり、扉がぶらぶらの状態になっていました。
マンションの場合、建具は建材メーカー(パナソニックさん等)既製品を使用することは少なく、建具はオリジナルで製作することが一般的です。取り付ける金具だけは金物メーカーのものを使用します。
こちらのマンションで使用されている金物メーカーを調査しまして、そのメーカーの部品在庫を調べて、直接メーカーから取り寄せました。(右画像)


 

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新設金物を取り付け、調整しましてまた元通りに動くようになりました。
このほかにトイレ天井換気扇も壊れていたので取替えました。

分譲マンションは、例え鉄筋コンクリート造りでも住居専用部は、一般戸建住宅同様、破損・消耗が生じることがよく理解できた事例でございました。


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木製玄関引き戸鍵交換修理


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古いタイプの木製玄関引き戸の鍵を交換修理した事例です。



名古屋市千種区I様より「近頃玄関の鍵がかかりにくいので何か方法はないですか」とのご相談がありました。

 

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古いタイプの木製玄関引き戸にて、引戸の水平が悪くなり鍵穴の位置(赤矢印)が若干ずれてきたのが原因だと推察できました。
 

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現在の錠はカギを何回も回して開閉錠するタイプの錠にて、年齢が高くなるにつれカギを回す行為がつらくなっていくと思われますし、しっかりとかかっているのか若干心配があります。
 

  • I様に上記画像を提示しまして、このタイプの引戸鎌錠(メーカーMIWA)ですと内外部簡単に施錠が可能ですので交換する提案見積もりを提出しましてご了解をいただきました。
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まず戸車を交換して水平整えて、扉に鍵を取り付けるために穴を開けました。

 

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両方の扉に穴を開けて、穴の形状を整えました。現在使用している一つの鍵は取り外すと穴が開きますのでそのまま外さずにしました。

 

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鍵ケースをセットしまして完工です。扉の厚みが若干薄かったので鉄の帯板にて鍵ケース部横に補強しました。
内部側の鍵はガラスを割られても、もちろんですが簡単には開錠できない構造となっています。

I様も今までに比べ簡単に施錠・開錠ができるので本当に喜んでおられました。


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玄関アルミ引き戸鍵交換並びに調整修理


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玄関アルミ引き戸の鍵交換と建具の建てつけ調整修理した工事事例です。


 名古屋市S様よりHPを見ての見積依頼がありました。玄関の鍵が全くかからず、非常に困っているとの内容でして、よりよい提案をさしていただくために、現地の状況確認に早速伺いました。

 

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アルミの引き違い戸にて、以前より鍵のかかりが悪く、ガラス戸を押して何とか施錠していたのですが、とうとう全くかからなくなったとS様より説明がありました。

 

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鍵を押し込んで施錠するタイプですので、2枚のガラス戸の鍵芯がずれてくると施錠できなくなります。ガラス戸の建てつけ(閉めた時のサッシ枠とガラス戸のすきま)悪く、戸車にて調整を試みましたが上右画像のようにこれ以上は無理でした。

  

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屋内の施錠は鍵棒を廻して行うタイプでしたので、高齢者であるS様のお父様にはかけにくいと感じました。
 

  • S様にガラス戸の戸車を交換し建てつけを直してから、お父様にも簡単に施錠できる引き違い錠に取り替える見積もりを提出しまして、ご了解をいただきました。
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既設の戸車を外し調べたところ、経年劣化により車の上げ下げ機能が壊れていました。

 

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取替え用はめ込み戸車を装着し、建てつけ調整をしました。古いサッシですと、メーカーの戸車修理部品はほとんどありませんので、枠の中に簡単にはめ込むだけの上記画像戸車をよく使用します。

 

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充電工具にて既設ガラス戸を切断加工して、新設錠のスペースを確保しました。

 

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MIWA引き違い錠を取り付けました。ディンプル錠にて外からの開け閉めは、従来のように押して回すのではなく、回すだけのワンタッチにて高齢者でも簡単に施錠出来ます。

 

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内部も上下動作にて簡単に施錠出来ます。また、ガラスを割られても、外からは簡単に解錠できない構造となっています。


S様はサッシごと交換しないと施錠は無理ではないかと思ってみえたようで、このように簡易に修理できたことを喜んでおみえになりました。



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和風調玄関・廊下の床板の修繕


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和風調の玄関及び廊下の床板がへこむのを、上貼りして修繕した事例です。



名古屋市O様より2年ほど前に「玄関と廊下の床板がへこむので一度みてほしい」とのご依頼があり伺ったのですが、まだそんなには重症ではなかったと判断して、とりあえずご見積もり提出しましたが、O様ももうしばらく様子をみてみるとのことでした。


 つい最近別件にて訪問しましたら、以前よりかなりへこみましたので、再度提案見積もりすることにしました。

 

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O様宅は、和風調の建物にて玄関・廊下の床板は旧松下電工製品の「えんこ板 剛松}という商品名のフロアーが貼ってありました。和室の縁側等によく貼られている製品です。

前回の見積もりでは単なるリフォームフロアー(洋風)で提出しましたが、O様よりイメージが合わないとのご意見もあり、リフォーム専用フロアーと違い若干むずかしくコストも高くなる工事施工になりますが、既設床板と同じパナソニック製品のえんこ板を上貼りするご見積もりを提出しました。

これならと、ご納得いただきご依頼いただきました。


 

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まず、床が沈む箇所をカットします。左上図画像の赤矢印部のさね部分(フロアーとフロアーの継ぎ目はさね形状にてはめ込んであります)が経年劣化により消耗して沈んでしまうので、カットして下地を入れ補強します。沈む箇所が何箇所もあり、なおかつ床下に潜れない場合は補強して上貼りするのがこの頃の施工方法です。

 

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通常上貼りする場合は下の床板を下地にビスにてしっかりと緊結します。これは下の板が浮いていますと上貼りしても下の板が音が出たりする理由からです。カットした個所は下地を入れて補強し、ベニアにて復旧します。

 

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事前に寸法を割り出し細かい箇所の段ち部分、巾木(床と壁の境に取り付ける材料)等を加工して、ウレタンニスにて塗装しました。今回のフロアー材は松系でしたので、ピーラーという米松の化粧材にて加工製作しました。

 

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既設の上がり框の上に新設のえんこ板より若干厚いピーラー加工材を取り付け、えんこ板を貼っていきました。今回はパナソニック製のえんこ板 千代松を使用させていただきました。

 

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入口等のへこんだ箇所はえんこ板の切断はむずかしく、、事前に加工製作していたピーラー材を使用しました。


 

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えんこ板貼り完了後既設の巾木の上にピーラー加工材巾木を取り付けて完工です。

 


 

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廊下側完工です。

O様宅は築34年ぐらいの木造住宅です。ここ15年ぐらいの木造住宅の場合、仕上げ床板の下に下地板を捨て貼りするようになってきました。捨て貼りがあれば床板がへこむという症状はなくなると思いますが、今後貼替えとなりますとこの上にまた貼りますので3重貼りになると思われます。


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玄関錠、補助錠の取替え修理


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玄関錠および補助錠の取替え修理した事例です。



名古屋市N様より玄関の補助錠の鍵を紛失してしまい、どうすればよいかとの相談を受けました。
 

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N様宅は築40年ほどの建物で、玄関錠等を一度も取替えていないとのことでした。よくみますと昔のプッシュ式の錠タイプにて、上部の補助錠の鍵を今回無くされたもようです。
 

  • 補助錠とも古いタイプのもので、今回ピッキング対応錠に上下とも取替えの見積もりを提案しましてご了解をいただきました。
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まず既設の錠セットをすべて取り外して、新規の錠セットを取り付けるために、レシプロソー(電動のこぎり)にて錠セットラッチ部を大きく切り込みました。

 

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新設補助錠を取付のため、扉に正確な貫通穴をあけるために固定ゲージを使用しました。

 

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上下の錠セットを取替えました。今回MIWAのU9鍵を上下とも共通としました。これだけの補助錠を取付ましたのであえてディンプル鍵にするまでもなく、U9鍵で十分と判断させていただきました。

N様もこれならば安心と喜んでおられました。



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分譲マンション居宅網戸の修理


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分譲マンション居宅掃き出しサッシ網戸の修理をした事例です



名古屋市N様、H様より網戸の修理依頼がありました。お二方とも分譲マンションにお住まいにて、N様は南側テラス掃き出しサッシの網戸がすぐに外れてしまうとのこと、H様は外部の大規模修繕中に網戸を外したのですが、誤った外し方をしたのではまらなくなったとのご連絡でした。

早速出向きまして状況を確認しました。
 

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千種区N様宅は1階の専用庭があるグレードの高い分譲マンションでした。画像はありませんが、下の戸車が外れており紛失していて、無理に可動されたみたいで上枠のフレームも変形していました。

  • 三協アルミさん製造のサッシにて、鉄筋コンクリート造サッシは全てオーダーメイドなので、紛失している戸車の部材を探すのは非常に困難を極め、フレームも変形してますのでN様に事情を説明しまして、網戸新設の見積を提出しました。

N様にご了解をいただき、既設網戸を引き取り、三協アルミさんではなく、別メーカ様に製作発注しました。

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N様宅のテラスサッシは非常に背が高く(H=2m20㎝)、またこのマンションには非常に広いエントランスと段差があり、搬出するときは少々乱暴に運搬したのですが、搬入のときは階段からではまず回り切らず、マンション管理人さんにどこから搬入すればよいかをお尋ねして、無事N様宅にたどり着きました。

別メーカーですがアルミ色もほとんど変わらずスムーズに可動しました。これから夏にかけて心配なく過ごすことができると思います。


 

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名東区H様のお宅もグレードの高いマンションでした。マンション大規模修繕中にて網戸取り外しを業者の方から依頼を受けて、取り外し時に誤って上枠の引っ掛け金具ごとを外されたようです。

通常の網戸金具ですと外してもまたビスにて戻せば問題ないのですが、H様宅の網戸はグレードが高く枠の中に裏板があり、はさんで留めている構造でした。ですからビスを全部外してしまうと戻すのに手間がかかってしまいます。


 

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現地では修理がむずかしいので、工場に運び丁度ネットが破れていましたから全て貼り替えて搬入しました。 

 

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建付け調整をしながら網戸をセットして、可動確認をして完工しました。 H様に助かりましたと言っていただきました。

ネットで他社に問い合わせたところ「出張費等」がかかると言われ、当社を探しあて大事にならず納まり、ネットとは大変便利なものだと言っておられました。



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マンションエントランス風除室開き戸の修理


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分譲マンションエントランス風除室開きガラス戸のフロアーヒンジを調整修理した

事例です。



名古屋市Rマンション管理組合理事K様よりエントランスガラス両開き戸の片方が閉めた時に平行にならずずれているとのご相談の電話でした。一度現地確認してほしいとのご依頼でした。

早速現地をみさしていただきました。
 

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グレードの高い豪華なマンションにふさわしいエントランスガラス開き戸でした。
理事K様の言われるとおり閉めた時に右側の戸が奥に5㎝くらい入り込んでしまいます。
石貼り仕上げのフロアーヒンジが埋め込んでありました。


 

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上の枠をみますと、戸当たりがついていた跡がありました。もともとは外開きのみの開き戸であったようです。

理事K様のお話では、もともと戸当たりがついていたのですが、ガラス戸の勢いが強く外れてしまったそうです。

体裁がよくないとK様は非常に苦になり、当社の前にいろいろと問い合わせたところ、床に埋め込んであるフロアーヒンジ交換がベストなのですが、そのヒンジの製造業者がすでに存在していないので合うものがあるかどうか定かではないとのことらしいです。

また、K様は当社に戸当たりストッパーをもう一度取り付けてはどうかとのご要望でしたが、あの重たいガラス戸の勢いですからまた外れる確率が高いと説明させていただきました。

  • ヒンジ交換にて合うものがあるかどうか不明であり、またあの大きな重たいガラス戸を外すことは相当の苦労があると思い、K様には既設のヒンジを調整しまして扉が平行になるようにする見積もりを提出しました。

K様より理事会にかけるので質疑があり、8割がたうまくいくことと、もちろん成功報酬であることをご説明しました。

理事会にてその程度の費用にて治るのならということでご依頼いただきました。

 

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ヒンジのふたを取り外し、内部の確認をしました。

 

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かなりの水と油とヘドロがたまっていました。きれいに拭き取りバキュウム掃除機にて吸い取りました。 

 

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クリーニング後、さび取り剤・潤滑油を吹き付けて、扉が奥にいくのでヒンジ本体を赤矢印の方へ前に出すよう調整しました。

 

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調整完了後、K様および他の理事様にご確認いただきご納得いただきました。

フロアーヒンジの場合年数が経ちますと当然中に水がたまるものですから錆が進行して動きが悪くなったりまた油漏れして外にしみ出してくることもあります。

使用頻度にもよりますが比較的長持ちするものと思っております。こちらのマンションは築17年ほどですからまだまだいけると判断して今回調整修理させていただきました。次回はやはり取り替えを考慮しなくてはならないと感じます。大規模修繕の時にでも施工されてはどうでしょうかとお伝えしときました。


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分譲マンションの浴室換気扇及び玄関ドア、ドアクローザー交換修理


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分譲マンションの浴室換気扇と玄関ドアのドアクローザーを取り替え修理した事例

です。



分譲マンションにお住まいの名古屋市名東区A様より「浴室換気扇がスイッチを入れると音が出るだけで排気をしてないことまた、玄関ドアの閉まる速度が早いのと扉が閉じる時に枠に当たるので一度見て欲しい」との連絡がありました。

A様のお宅は築35年程のマンションということで、早速訪問させていただき状況を確認しました。
 

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A様言われるとおりスイッチを入れますと音が出るだけでまったく排気していませんでした。メーカー東芝製の2室換気扇で、帰社して調べましたらすでに製造中止となっておりメーカー代替え品がありました。

 

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玄関ドアクローザーは油漏れの跡もあり、スピード調整も劣化により不可にて取り替えるしかないことを説明させていただきました。また扉を閉じるときに枠にドアが当たるのはヒンジ調整にて修復可能であることも説明させていただきました。
 

  • 築35年ほどとのことで換気扇、クローザーとも1度も交換されている気配がなく、劣化にて機能が損なわれ、取り替えの見積もりを提出してA様にご了解をいただきました。
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中が錆びついているのかカバーのねじがばかになっていてなかなかとれませんでした。換気扇本体はかなり錆びているようでした。

 

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換気扇本体、モーター部ともかなり錆びて劣化していました。これではうなるだけでファン自体が回転していなかったと思われます。
新規の代替え品は天井開口寸法が異なりアタッチメントを使用しないと取り付けができませんでした。


 

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新設器具を取り付け問題なく排気するようになりました。

 

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既設のドアクローザーを取り外して、新規取り付け裏板を取り付けます。この裏板取り付け位置を間違えると大変です。

 

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新規クローザーを取り付け、扉の閉じるときの速度調整を行い完工です。

 

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